2016年8月30日 (火)

校内研究発表会

8月1日に1学期の研究成果をまとめた発表会を行いました。

当日は先生方にも参加していただき、アドバイスを頂きました。

発表をすることで、実験の組み立て方や記録することの大切さを実感することができます。

これからの研究に役立つことでしょう!

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2015年10月 9日 (金)

臨海実習 in佐渡

遅くなりましたが、自然科学部の活動報告です。
自然科学部の1年生2人と引率教諭1名とで、8月9日~11日に新潟大学公開講座の臨海実習に参加してきました。カーフェリーに乗船し、佐渡島へ!
以下は参加した部員がまとめた内容です。

シュノーケリングによる磯採集
黒島とこばま、というところで磯採集を行いました。カジカなどの小魚をはじめアメフラシやウミウシ、カニ、ヤドカリ、ウニなどのたくさんの生物を採集することができました。海中にある石をひっくり返すと動くのが早いクモヒトデなどの明るいところを好まない生物も見つけることができました。普段見られないようなものも含めて多種多様な生物を見ることができました。
採集生物 生物の分類
ウミホタルの採集
1日目の夜にウミホタルの採集に行きました。の海に魚の切り身などを入れた瓶(蓋に1センチほどの穴をあけたもの)を沈め、10分くらいで引き揚げると、無数のウミホタルを捕まえることができました。ウミホタルは、威嚇と求愛行動などの理由で発光し、ウミホタルを入れたビーカーに氷を入れるとよく発光しました。

灯火採集
ウミホタル採集後、灯火採集を行いました。夜の海に光を向けるとプランクトンが集まり、それを狙って小魚がやってきます。
エビ、カニ、小魚などの生き物が取れました。楊枝のように細いヨウジウオやタツノオトシゴなどの珍しい生物も採集できました。
灯火採集 灯火採集
プランクトン採集・観察
2日目の朝、船で沖に出てプランクトンを採集するための目の細かい網を使い採集しました。実験所にもどり顕微鏡を使い観察してみると、ウニのような形をした放散虫やミジンコなど、いろんな種類のプランクトンを見ることができました。図鑑を使って同定しようとしましたが、個体差もあるため難しかったです。
プランクトンの観察 プランクトンの観察
ウニの発生実験・観察
2日目の午後、ウニの発生過程を観察しました。
ウニを裏返すと口があります。そこに塩化カリウムを注射すると上の生殖腺から雄は精子か雌は卵が出てきます。それを受精させて、顕微鏡で観察しました。夜の観察では受精膜を破ってふ化する様子を観察できたり、受精後2日のものは幼生が泳ぎ回っている様子を観察することができました。
プルテウス幼生
感想
・今回の臨海実習では、さまざまな生き物が見れました。タツノオトシゴ、アオウミウシ、ヒラムシ,カイメンなどが見れて良かったとです。
・今回の臨海実習に参加して、新潟市の海では普段見ることができない生物を見れたり、自分が知らなかった情報をたくさん知ることができたので良かったです。