2018年3月30日 (金)
ボストン研修5日目(3/29)
■2018年3月29日(木)
研修5日目もほぼ全ペアが集合時間前に登校完了、早いペアは集合時間20分前には語学学校付近に到着しています。時間を意識した行動がしっかり出来ており、安心して登下校を見守ることが出来るようになりました。
授業2回目の内容を書いてくれたしおりには、「耳が慣れてきてわかるようになってきた」「間違える事を恐れずに発言することが出来た」「授業が楽しいと思えるようになった」「怖いと思っていた生徒に思い切って話してみたらとてもいい人だった、勝手なイメージをもってしまい申し訳ない」といった内容が沢山書かれていました。初日の授業でショックを受けた生徒達でしたが、早くも2日目でクラスに馴染めてきたようです。どんな環境にも柔軟に対応できる適応力は、今後更に多様化する社会では必須のスキルですが、しっかりとその力を養っているのではないかと感じています。
本日の3回目の授業や休憩中では、何かが変わり始めました。昨日の振返りで「個々での関わりがまだ持てていない、(仲間がアドバイスしてくれたように)挨拶をすることから関われるようにしたい」と言っていた生徒は、休憩中に勇気を出してクラスメイトに話しかけることが出来ました。「受け身な自分を変えたい」と毎日しおりに綴っていた生徒も、留学生に話しかけることに抵抗がなくなりおしゃべりをしている姿があり、どの生徒も教室やラウンジ・ランチタイムで「何とか少しでも」交流を図ろうと試行錯誤しています。勿論それぞれの一歩は異なりますが、明らかに昨日までの雰囲気から変化が表れたように見てとれます。日毎に一歩、また一歩と前進しています。
■授業中、休憩中の様子
午後のアクティビティは現地の高校訪問でした。日本語を勉強している生徒たちとの約1時間の交流です。急遽決まった訪問でしたので事前準備はありません。生徒達にはあらゆる交流ツールを持ってきてもらい挑んでもらいました。今回訪問した高校は「Brookline High School」という学校で、Grade 9-12まで約1900名の生徒が在籍する公立校。過去に全米ベストハイスクールに選ばれたこともあります。海外ドラマに登場するような高校生を想像しており、果たしてどんな交流になるか、皆でドキドキしながら教室に入ると、今回の交流を楽しみにしてくれていた14名の高校生たちが待ってくれていました。まずはワークシートを使ってペアで自己紹介。お互いの趣味などについての質問タイムがありました。現地の高校生は日本語で話し、北越生徒は英語で話します。北越生徒の英語力が勝ったのでしょうか、終盤は英語が多く聞こえました。共通の趣味(歌手)があると分かった生徒達は一気に仲が深まり、まるで既に友達であったかのような雰囲気です。改めて趣味や好きな事があることは強みになると感じた瞬間でした。
その後は小グループでキャンパス内を案内してもらい、最後にフリータイム。それぞれ持参した“もの”を活用し必死に交流していました。お菓子をプレゼントする生徒、トランプ(カード)をネタに話す生徒、筆ペンで字を書いてあげる生徒、日本のアイドルが載っている雑誌を一緒に歓声を上げながら見る生徒など様々で、それぞれの個性が表れていました。終始とても活気にあふれ、北越生の生徒代表のお礼で終わった後も一緒に写真を撮ったり、連絡先を交換したりする生徒たちの姿があちこちであり、とても名残惜しそうでした。1時間は短すぎる、という声もありましたが、非常に実りの多い訪問となりました。現地生徒は修学旅行で4月に日本に来るとのこと、その際に再会はできなくとも、今後も連絡を取り合いいつかまた世界のどこかで再会できるような関係を築いてほしいと思います。
生徒達は語学学校では世界各国からの同世代の留学生と学び、また今回の高校訪問では同世代の高校生と交流ができ、将来ともに世界で活躍するであろう仲間と今出会えたことは非常に貴重な経験になったのではないかと思います。
■高校訪問の様子
いよいよ明日で語学学校での生活も最後となります。泣いても笑っても明日しかありません。やり残しや後悔のないよう、引き続きサポートしていきたいと思います。
研修5日目もほぼ全ペアが集合時間前に登校完了、早いペアは集合時間20分前には語学学校付近に到着しています。時間を意識した行動がしっかり出来ており、安心して登下校を見守ることが出来るようになりました。
授業2回目の内容を書いてくれたしおりには、「耳が慣れてきてわかるようになってきた」「間違える事を恐れずに発言することが出来た」「授業が楽しいと思えるようになった」「怖いと思っていた生徒に思い切って話してみたらとてもいい人だった、勝手なイメージをもってしまい申し訳ない」といった内容が沢山書かれていました。初日の授業でショックを受けた生徒達でしたが、早くも2日目でクラスに馴染めてきたようです。どんな環境にも柔軟に対応できる適応力は、今後更に多様化する社会では必須のスキルですが、しっかりとその力を養っているのではないかと感じています。
本日の3回目の授業や休憩中では、何かが変わり始めました。昨日の振返りで「個々での関わりがまだ持てていない、(仲間がアドバイスしてくれたように)挨拶をすることから関われるようにしたい」と言っていた生徒は、休憩中に勇気を出してクラスメイトに話しかけることが出来ました。「受け身な自分を変えたい」と毎日しおりに綴っていた生徒も、留学生に話しかけることに抵抗がなくなりおしゃべりをしている姿があり、どの生徒も教室やラウンジ・ランチタイムで「何とか少しでも」交流を図ろうと試行錯誤しています。勿論それぞれの一歩は異なりますが、明らかに昨日までの雰囲気から変化が表れたように見てとれます。日毎に一歩、また一歩と前進しています。
■授業中、休憩中の様子
午後のアクティビティは現地の高校訪問でした。日本語を勉強している生徒たちとの約1時間の交流です。急遽決まった訪問でしたので事前準備はありません。生徒達にはあらゆる交流ツールを持ってきてもらい挑んでもらいました。今回訪問した高校は「Brookline High School」という学校で、Grade 9-12まで約1900名の生徒が在籍する公立校。過去に全米ベストハイスクールに選ばれたこともあります。海外ドラマに登場するような高校生を想像しており、果たしてどんな交流になるか、皆でドキドキしながら教室に入ると、今回の交流を楽しみにしてくれていた14名の高校生たちが待ってくれていました。まずはワークシートを使ってペアで自己紹介。お互いの趣味などについての質問タイムがありました。現地の高校生は日本語で話し、北越生徒は英語で話します。北越生徒の英語力が勝ったのでしょうか、終盤は英語が多く聞こえました。共通の趣味(歌手)があると分かった生徒達は一気に仲が深まり、まるで既に友達であったかのような雰囲気です。改めて趣味や好きな事があることは強みになると感じた瞬間でした。
その後は小グループでキャンパス内を案内してもらい、最後にフリータイム。それぞれ持参した“もの”を活用し必死に交流していました。お菓子をプレゼントする生徒、トランプ(カード)をネタに話す生徒、筆ペンで字を書いてあげる生徒、日本のアイドルが載っている雑誌を一緒に歓声を上げながら見る生徒など様々で、それぞれの個性が表れていました。終始とても活気にあふれ、北越生の生徒代表のお礼で終わった後も一緒に写真を撮ったり、連絡先を交換したりする生徒たちの姿があちこちであり、とても名残惜しそうでした。1時間は短すぎる、という声もありましたが、非常に実りの多い訪問となりました。現地生徒は修学旅行で4月に日本に来るとのこと、その際に再会はできなくとも、今後も連絡を取り合いいつかまた世界のどこかで再会できるような関係を築いてほしいと思います。
生徒達は語学学校では世界各国からの同世代の留学生と学び、また今回の高校訪問では同世代の高校生と交流ができ、将来ともに世界で活躍するであろう仲間と今出会えたことは非常に貴重な経験になったのではないかと思います。
■高校訪問の様子
いよいよ明日で語学学校での生活も最後となります。泣いても笑っても明日しかありません。やり残しや後悔のないよう、引き続きサポートしていきたいと思います。