ボストン研修3日目（12/8）の報告です。

本日の集合時間は9:00。ホームステイ先から各自バスや地下鉄などの公共交通機関を利用して登校する生徒たち。寝坊や遅刻をするものはいないか、さらには道に迷っているものはいないか、こちらも心配しながら皆の登校を待ちました。うれしいことに全員笑顔で無事に集合時間までに登校し、体調不良者もなし。まずは良い形で一日のスタートをきることができました。

そして午前中は待望の（？）英語クラスです。
アメリカ人らしいノリノリのテンションで話しかける講師に少し戸惑う生徒たち。今日は終始押されっぱなしの様子。じっくりと考える時間をもらえればそれなりの回答はできるのですが、急に話を振られたり、想定外の質問を返されたりすると考え込んでしまう生徒が多く、思っていることはあるようなのですが、残念ながら発することができず躊躇しているようでした。本日から提出いただいているしおり（日記を書いてもらっています）にも、失敗を恐れずに積極的に行動したい旨、多くの生徒たちが課題にあげていたので、この壁を一刻も早く打ち破ってもらいたいと思います。



午後は、MIT（マサチューセッツ工科大学）へ行き、大学院博士課程（経済学専攻）の成田さんのご案内によるキャンパスツアーです。初めに簡単に大学について、たとえば理系大学だと思われているが、日本の総合大学と同じように、文系含め皆が思い浮かべるような学部は大抵あるとのことをご説明いただきました。そして興味のある分野を生徒たちに投げかけていただき、これに関連する専攻のあるエリアや、施設を案内して頂きました。途中、MIT名物の学生によるいたずら「HACK」の話しや、キャンパス内に点在するアート作品、さらには大学内にある保育所など、笑いも交えながらこの大学に通う学生ならではのお話を伺いました。




キャンパス見学終了後の質疑応答タイムでは、何故MITに来たのか、成田さんご自身の研究テーマについてなどの質問があがり、それぞれ率直な意見、回答をいただきました。ここでもまだ全員が積極果敢にとはいきませんでしたが、何とか質問をしてみようとする生徒は増えてきたようにも思います。ただやはり真面目に取り組む反面、内に抱えてしまう生徒たちが多いようなので、それを表現できるよう、自分の意見を発信できるよう、解散前にさらに積極的に自ら行動してもらえるよう少しアドバイスいたしました。

今晩、そして明日からの行動にさらに期待です。