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2015年12月10日 (木)

ボストン研修(12/9)

ボストン研修4日目(12/9)の報告です。

本日も午前は英語クラス。
他国留学生に混じって文法を学んだり、意見交換やディスカッション、さらにはプレゼンなどをしたり、グループワークで発言すること、とにかく英語を使うことを重視したクラス(初日のレベルチェックテストの結果から3クラスに振り分けられています)となりました。積極的に発言する姿もみられましたが、言っていることが理解できず、また言いたいことが伝わらず悔しい思いも多くの生徒が感じており、この悔しさや後悔をどうしていくのか、前向きに捉え、この研修後半、そしてこの後の学習の励みにしてもらえる、きっかけになりました。

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そして午後は、生徒たちお待ちかねのハーバード大学見学と日本人研究者 鎌田先生にお話しをいただきました。まずキャンパス見学は新潟県出身、ここボストンでマーケティング会社を経営されている松川原さん(金曜日に講演もいただきます)にご案内いただきました。ジョン・ハーバード像で待ち合わせをし、この銅像、創立年、エンブレムに関して、卒業生(中退者)、日本とアメリカの大学の違い、資金力などの情報も含め、興味深いお話をいただきながら、大学内の施設を巡りました。全米で2番目の蔵書を誇るワイドナー記念図書館、実は地下8階まであるという施設の説明の際など、生徒たちから驚きの声が上がっておりました。

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キャンパス見学後はハーバード大学医学大学院の博士研究員である 鎌田 真光博士に、専門とされているスポーツ教育、公衆衛生分野のこと、ハーバードのこと、そして進路やキャリアに関することなど、ざっくばらんにお話いただきました。こちらボストンも新潟同様かなり冷え込んでいますが、お約束をいただいていた時間ギリギリまで質問が止まず、熱い一時となりました。

鎌田先生のメッセージの中で特に印象に残ったのが、今まさに進路をはじめ将来を考えている生徒たちに、将来の選択をする際には「やりたいこと」「できること」「やるべきこと」、この3点を意識するとよいのではないかというアドバイスをいただきました。

できることに関しては、高校生なのでまだまだ増やしていく段階ではあるけれども、鎌田先生自身これまで人生の選択を迫られた際には、この3点が上手く交わったところを意識し選んで来られてきて、後悔はないとのこと。迷いを抱えている生徒にはよいヒントとなったのではないでしょうか。

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本日でこの研修の前半戦が終了。ここからは時間の流れ、感じ方が加速度的に速くなります。生徒たちには今日の積極性をこのまま後半にぶつけてもらいたいと思います。