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2021年6月15日 (火)

頑張れ新潟!頑張れ北越! 頑張れ3年生! 体育祭 最終号

頑張れ新潟!頑張れ北越!

頑張れ3年生!

体育祭 最終号

   

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 令和3年度北越高校体育祭が、6月8日(火)午後、6月9日(水)午前の2日間にわたり行われました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、無観客、競技数の削減、密や熱中症を防ぐための2日間開催。桟敷席での応援の自粛、連合パフォーマンスでの声出し禁止。マスク着用。様々な制約の中で行われました。4月に、3年生による連合色抽選からスタートしましたが、そのころは感染が急拡大していた時期ですので、開催を危ぶみながら、学校ではなく、屋外の公共施設での開催ということも考えられる状況でした。

 4月下旬には、1・2年生の抽選も行われ、連合が決まりました。その後中間考査を挟み、本格的な準備が進んでいきます。テーマが決まり、連合名が決まり、衣装や応援パネル、連合パフォーマンスを考え作り上げていきます。その中には、色々な苦労、葛藤、喜びがあったと思います。なかなか踊りを覚えてくれない男子(?)、上手く1・2年生に指示が出せない自分。やっても、やっても次から次へとやることが出てくる衣装制作。それなのになかなか周りが手伝ってくれない。北越ホール下で、パネルを描いていると、他連合の出来が気になり自信を無くしたり…。でも、やるしかない!突っ走った結果、多くのことを感じ、学べたのではないかと思います。苦しい時に、声をかけてくれた仲間、手を差し伸べてくれた仲間、最後まで付き合ってくれた仲間。お互い感謝し合えたと思います。お家の方々にも、衣装制作などでは、ご協力を頂いたのではないかと思います。ありがとうございました。心より感謝いたします。ミシンもお借りしました、体育祭前日には一緒に衣装を作っていただいたのではないでしょうか。翌日、眠くはなかったでしょうか。もしかしたら、もっとよい衣装制作の方法があるのかもしれませんが、現在は衣装を担当してくれた生徒が、孤軍奮闘しているところもあります。しかし、そこには普段見せない真剣さと、自分がやらなければという責任感がにじみ出ています。普段よりも大人に見え頼りがいがあるように見える。この期間に成長しているのだと感じます。

 それは、応援団も同じです。応援団だけで振付を考えているときとは違い、全体練習になると、連合の生徒を動かす難しさにぶつかる。強く言いすぎたり、強く言ってしまった自分を悔いたり、または、言えない自分が嫌になったり、苦しくても人に言えなかったり、分かってもらえなかったり。色々なことを抱えながら頑張っていたと思います。でも、特に1・2年生には優しい顔見せる。いい奴らだなと思いながら見ていました。現代はiPadなどを使い、自分たちの動きを確認し修正して行く。すごいです。月曜日のリハーサルでは大丈夫かなと思えた連合もしっかり分析し改善してきました。

 体育祭当日1日目、開会式では、各応援団長による選手宣誓が行われます。今年は、3人の女子応援団長がマイクの前に立ち、その周りを8人の男子応援団長が囲み、行われました。堂々たる選手宣誓の後、自連合に戻るかと思ったら、全校を盛り上げるためにショートコントを披露、みんなが笑顔になりました。聞けば、前日夜に団長同士で連絡を取り合い練り上げたそうです。本当に、全校のみんなの緊張が解けました。そんなみんなのことを思う団長たちの優しさが表れていた気がします。

 その後、競技に入りますが、種目は、男子障害物&女子借り人リレー、男女混合綱引き、クラス対抗リレーの3つです。応援合戦は行えません。競技はどのくらい盛り上がるのかと思いましたが、自軍の選手がゴールすると、拍手をして喜ぶ姿、自然に立ち上がり、競技の結果に固唾をのむ姿に、この状況下でも、盛り上がってくれて、嬉しかったです。競技に参加している方も、桟敷席で手を叩き応援している方もいい顔をしていました。翌日の連合パフォーマンス、連合対抗リレーが楽しみになる1日目の盛り上がりでした。

 2日目、応援団は衣装を着ます。また、それに伴い、登校してから準備すること、落としてから下校することを条件として、“おしゃれ”(メイク)が許されています。早い生徒で、7時には登校して準備に当たっていました。気合入ってました。(いつもは遅刻ギリギリじゃないか?って感じの生徒も…。)まぁまぁ。

 準備ができたところで、2日目は、連合パフォーマンスから始まりました。1番手は3年7組オレンジ連合から、先頭バッターは緊張したでしょうね。でも、オレンジの衣装が鮮やかで堂々としていました。他の10連合に勇気を与えたと思います。連合パフォーマンスは4分間です。その4分のために、多くの時間を費やしてきました。どの連合も、連合名やテーマなどから、パフォーマンス内容を考え、工夫が凝らしてあります。発想の豊かさに高校生の可能性が見られ、本当に感動しました。すべての連合が、とても爽やかなパフォーマンスを見せてくれました。北越高校体育祭の連合パフォーマンスは、まだまだ歴史が浅く発展途上なのですが、来年度以降のパフォーマンスがとても楽しみになります。

 最後に連合リレー、結果によっては、まだまだ順位が入れ替わる可能性がある中でのリレー。注目が集まりました。各リレー選手が、迫力ある走りを見せてくれ、大熱戦で協議を締めくくりました。

 

 結果は以下の通り

 

 競技の部

  1位 オレンジ連合(3年7組) 紫連合(3年9組)

  3位 赤連合(3年1組)

  4位 白連合(3年2組)

  5位 ピンク連合(3年6組)

 

 パネルの部

  金賞 黄連合(3年4組)

  銀賞 黄緑連合(3年4組)  緑連合(3年5組)

  銅賞 水色連合(3年10組)  ピンク連合(3年6組)

 

 連合パフォーマンスの部

  金賞 黄緑連合(3年3組)

  銀賞 水色連合(3年10組)  黒連合(3年8組) 

  銅賞 黄連合(3年4組)  緑連合(3年5組)

 

 衣装の部

  金賞 水色連合(3年10組)

  銀賞 黄緑連合(3年3組)  黒連合(3年8組)

  銅賞 ピンク連合(3年6組)  緑連合(3年5組)

 

 総合の部

  優勝  黄緑連合(3年3組)

  準優勝 水色連合(3年10組)

  3位  黄連合(3年4組)  緑連合(3年5組)

 

 閉会式でも、各賞の発表に歓声を上げることができませんが、1つ1つの発表に温かい拍手が起こり、その拍手は同時にお互いの健闘をたたえる拍手でもありました。

 

 青山副校長の講評の中にもありました。制約の多い中、よく頑張った。制約のある中、なんとかしようと工夫が生まれ、そこで成長した。勝者は君たち全員だ!

 

 よくやったよ!3年生!

 次は、切り替えて進路ですよ!

 

 保護者の皆様にも、生徒の楽しそうな表情を直接見て頂きたかったです。多くの制約の中、「制約ばかりで面白くない。」「なんで1日開催じゃないんだ。」「なんで声が出せない。マスクが....。」なんてお家で言ってませんでしたでしょうか。愚痴などを言いながらも、間違いなく生徒の顔は、活き活きとしていました。仲間と意見の違いなどでギクシャクしたときもあったと思います。そんなとき、保護者の皆様に、見守って頂き、励まして頂き、乗り越えられたと思います。そして、成長しました。ありがとうございました。次は、切り替えて、進路となります。引き続き、ご協力の程、宜しくお願いいたします。

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