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2024年10月 8日 (火)

HOKUETSU Spirits 2024 ~始動~

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長崎での戦いを終え、今年も夏がやってきました。

夏の思い出に浸ることもほどほどに、新チームの強化遠征が始まります。

それと並行して国民スポーツ大会にむけた強化も始まりました。

北越からは高橋憐依と高澤颯の2名が昨年に続き選出されました。

エースが抜けた新チーム。2年の相澤郁未と斎藤暖太が中心となり、土台となり、遠征を戦いました。Aチームは相澤以外が全員1年生という状況。能力は高いけれど不安定で、まだまだ未熟な1年生を、相澤はプレーと行動で支えていきました。群馬や千葉、埼玉の強豪チームとも互角以上の戦いをしていました。

Bチームは人数が少なく、なかなか結果も伴わない戦いが多くありましたが、遠征の終盤にはチームの結束も見られ、格上を相手にも勝利を収めてきました。

かわって国民スポーツ大会の代表チーム。

いくつかの遠征のなかで、高橋にシングルスを任せ、高澤は中越高校の選手と組むことになりました。国スポでは2番にシングルスがあります。団体で2番と言えばエースです。昨年の北信越国スポではシングルスで勝ちきれなかったことが、結果的に本大会出場を逃したことにつながっていたので、今年こそシングルスで勝つんだ、という国スポスタッフの思いもあり、高橋に任せることになったのです。

石川県金沢市にて開催された北信越国民スポーツ大会。5県の総当たりで上位2県が本大会への出場権を獲得します。

事前の抽選で、新潟は初戦が福井、第2戦が長野。

初戦の福井戦、1番にでた高澤は中越高校の3年生と組み、ファイナルで勝利すると、2番の高橋は相手を圧倒しG4-0で勝利します。

続く長野戦も勝利し、2勝で1日目を終えます。

日が変わって第3戦は石川県。能登高校を中心とするメンバー構成で、ここを勝てれば本大会出場がほぼ決まります。対して石川は初日の第1戦で富山に負けており、これ以上は負けられないという状況でした。

1番にでた高澤は相手のエースペアと対戦し、一進一退の攻防でしたが惜しくも敗退。新潟はあとがなくなります。しかし2番の高橋はまたも相手を圧倒し、タイに戻します。そして3番。巻高校・中越高校のペアが渾身の戦いをやってのけました。

新潟県は過去10年、石川には勝てませんでした。全国から選手が集まる能登高校の壁が高くのしかかっていました。ついにこの壁を壊すことができました。

最終戦は富山との全勝対決。互いにプレッシャーもなく、ガチンコの力勝負になりましたが残念ながら届かず3勝1敗で2位通過することができました。

少年男子が本大会に出場するのは6年振り。長らく新潟県の足を引っ張る形になってしまっていましたが、応援していただいている皆様に久しぶりに恩返しができたかな、と思っております。

北越から出場した高橋と高澤は2年生ながら代表チームの中心として頑張ってくれました。

次は秋季地区大会。夏休み中は私も国スポのスタッフとしてチームから離れてましたが、相澤と齋藤がしっかりとチームを形成してくれていましたので、不安なく地区大会を迎えることができました。

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ダブルス優勝 高橋・高澤組

ベスト4 加藤・伊藤組、早川・髙橋組

ベスト8 相澤・稲垣組

予選通過 久保田・丸山組

シングルス優勝 高澤 颯

準優勝 髙橋 憐依

ベスト8 早川寛康、髙橋奈々輝、相澤郁未

9位 丸山大翔

多くの選手が県新人への権利を獲得してくれました。夏をこえてたくましくなっているようにも感じました。それと同時にまだまだ課題も多く、あくまで全国大会での戦いを見据える北越にとっては足りないことだらけです。選手たちは現状を客観視し、更なる競技力の向上を目指して、これからも努力を重ねます。

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