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2026年4月30日 (木)

HOKUETSU Spirits 2026 ~前進か、後退か~

髙橋泰・山澤に栄冠!渡辺・伊藤も躍動の準優勝!!

その裏で多くの3年生が自ら勝負を降りる大惨敗…

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4月25日,26日 ハイスクールジャパンカップ2026新潟県予選会

【ダブルス】

 第1位 髙橋泰・山澤ペア(本戦出場)

 第2位 渡辺・伊藤ペア

【シングルス】

 第1位 山澤 隆人(本戦出場)

 第3位 髙橋 泰斗

春の全国を経験し、その後の遠征でも多くの経験を積んできた北越でしたが、積みあがったのは自信ではなく、慢心と驕りだったのかもしれません。4月に入ってからの練習では、一部の選手のわがままで自己中心的な思考によりミーティングの意思決定がなされてきたようです。北越の強さは本来、選手それぞれの対話から練習内容が決まっていくことにあります。常に仲間を観察し、課題に向き合っていく。そこから信頼関係は生まれ、大きく育っていく。自ら考える力を養い、自らの行動に責任をもつ。このような自立した選手が育つ集団であれば、どんなときでも結果は自ずとついてくるはずです。

しかし、今のチームには肝心な「対話」がありませんでした。自分の言いたいことだけを通し、やりたいことしかやらないわがままな選手。逆に嫌われることを嫌がり、いうべきことが何も言えない臆病な選手。こんな二極化した集団ではチームを向上させるミーティングができるはずもありません。案の定チームの状態は上がらないまま、シーズン最初の公式戦を迎えました。

3年生にとって最後のシーズンの始まりです。緊張、不安、焦りと向き合って乗り越えていく必要があります。しかし、そのための時間を過ごしてこなかった彼らは、あっさりと土俵から降りていきました。我慢する、歯を食いしばるという耐性がない選手たちは競った場面でことごとく無謀な攻撃を繰り返し、失点を重ねていきました。

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選抜が終わってから今日までの期間、とても甘えてきた日々だった。具体的には、冬の期間毎日のように取り組んできたランやフットワークを何もなかったかのようにあっさりやめてしまったり、自分はムードメイクリーダーという役割を与えられていたのにも関わらず、それを実行せずすべて凛や下級生に押し付けてしまっていた。練習中も自分がするべきことではなく楽でやりたいことを行い、できないことから目を背けて逃げた。何か自分の気に入らないことがあったらすぐに態度に出して物に当たったり大切な仲間やペアを傷つけて雰囲気を壊すようなこともたくさんした。些細なことで崩れてしまうメンタルの脆さや、すぐに何かに当たらないと気が済まないという人間として弱い部分がたくさんある。自分のチームにおいての役割はムードメイクリーダーで、チームの士気や雰囲気を上げるだけでなく、1人1人をよく観察して、その人にあった声掛けをしないといけない係なのに自分はそれを全く実行せず、チームを見ず、自己中心的になり今の現状である緩い空気を変えることができていなくて悪い方向にチームを作り上げてしまった。(加藤玲音斗)

3年生が自分の意見を言えずダメなことをダメと言えない。女子テニス部やバドミントン部はいつも3年生が1,2年生に対して実力関係なく指摘しあえていて、チームとしてまとまりがあると思う。逆に自分たちは実力がある人しか意見できず、下の人は何も言えずにただ従っているだけ。もっと実力のあるなしに関わらず同じ人間、選手としてダメなことはダメとはっきり言えるようになっていかなければならないと思う。3年生を見て1,2年生は学んでいくから3年生がしっかりしないとチームは変わらないと思う。自分がミスをしたり、ペアがミスをしたときにイライラが顔や行動に出てしまったりプレーに出てしまっている人がいて空気を変にピリつかせてしまって空気を悪くしてしまう人がいる。それに対して、そういうのをやめようと言える人がいない。(久保田悠斗)

自分のことを優先している人が多すぎる。1年生は1つ1つの行動が遅く、まわりを見れている人が1人もいない。2,3年生は人任せにしている人が多い。とくに団体メンバーはそういう声出しとか球拾いから逃げすぎているし、自分にとって都合のいい行動しかしていない人がいる。また、自分の機嫌でチームやペア間の雰囲気を壊す人がいる。上手くいかなかったりペアのミスで誰かや物に当たる。もっと大人になる必要がある。練習の空気がぬるい。とくに入りがひどい。声出しに関しても出していればいいと思っている人ばかり。声出しはやらせたら作業になってしまう。1人1人が気持ちを変えていかなきゃ一生変わらない。昨日みたいに大会でおされているときにいきなり声を出すようじゃいけない。1,2年生の態度も悪い。平気で先輩にひどい言葉を使っていることがある。トレーニングをさぼっている人がいる。トレーニングに限らずやるべきときにやるべきことをしない人がいる。1人が妥協するだけでチームとして一気に崩れる。(佐々木凛)

選抜大会から今まで、自分の調子、ペアとしても上がらず、まずは打つ量を増やそうと思い朝練や夜の自主練などで時間をつくった。自分のことで精一杯で、上手くいっていないときのイライラで周りの雰囲気を崩してしまっていたときは何度もあった。自分に向き合いきれていなかったし時間の無駄だった。チームのために声出しはしていたけど、1人1人に対しての声掛けはできていなかったし、トレーニングでも自分がきつかったら声はだせていなかった。(髙橋奈々輝)

昨年もこの季節に停滞し、ハイジャパ予選は惨敗しました。そして彼らは同じ失敗を繰り返しました。しかもこの失敗は昨年の失敗をよく知る3年生たちによって作られました。今までの成長はまだまだ本物ではなく、ハリボテでした。

大会の翌日にはミーティングを行いました。徹底的に弱さ、甘さ、脆さを洗い出しました。とってきた行動が間違っていたことを自覚しました。

この失敗から何を学ぶのか。学ぶことはできるのか。本物の成長、心の成長が求められます。