HOKUETSU Spirits 2026 ~越えなければならない壁~
全日本高等学校選抜ソフトテニス大会
「あと1点」届かず。明徳義塾(高知)に1-2で屈す
久しぶりの更新になります。今年度も北越高校男子ソフトテニス部をよろしくお願いいたします。
3月28日。名古屋市にある日本ガイシホールにて、今年も全日本高校選抜大会が開幕しました。北越の対戦相手は高知県代表の明徳義塾高校。昨年のインターハイにてベスト8に入賞し、この大会でも第7シードに位置する強豪校です。
この対戦は、この日の最終戦で17時を過ぎて始まりました。2面展開で始まった戦いは第1対戦が加藤・伊藤ペア、第2対戦が髙橋・山澤ペアです。
積極的に攻撃していく加藤・伊藤ペアですが、慣れないサーフェスと相手の戦術に対応しきれず1G目を落とします。しかし、徐々に順応していくと2G目を奪取。3G目は競り合いましたが、取り切れずG1-2。4G目は加藤のサーブから相手を崩しP2-0としますが、このリードを守り切れずに落とすと、この流れを食い止めることができずG1-4で敗戦となりました。どのゲームも序盤をリードし、ゲームポイントを取るところまではいきましたが、あと1点が取り切れませんでした。
隣のコートでは髙橋・山澤ペアが対戦。この試合は先に北越の攻撃がうまく決まり、リードしていきます。相手のミスも増えG3-1。しかし、ここから相手はディフェンシブなテニスに切り替え、なかなか決め切ることができません。勝負を決めたいという焦りも生まれ、ミスも増えていきます。そしてファイナルゲーム。ここでも序盤P1-3となります。しかし、この2人は崩れませんでした。ここを追いつき、そして逆転。ファイナルデュースにもつれたこの一戦を、勝ち取りました。
そして最終戦。北越は早川・髙橋ペア。北越のエースであり、チームの支柱であるこの2人を3番に置き、最後の勝負です。
明らかに格上の選手との対戦でしたが、徹底して研究し、準備してきました。明確に戦術を決め、冷静に、そして積極的に攻めていきました。G1-0,1-1,1-2,2-2。互いに攻め合い、膠着状態となります。この重要な5G目。勝負に出ましたが、相手に上回られました。
6G目は絶対に落とせない過緊張と、勢いに乗る相手の攻撃に飲まれ、あっという間にP0-3。絶対絶命でした。しかし、髙橋のレシーブで1点を返すと、相手のミスにも助けられデュース。早川の積極的な配球でアドバンテージ。あと1点でファイナルゲームというところまで来ました。
しかし、この1点は我々にとって重く、遠い1点でした。
3年連続でたどり着いた全国選抜。しかし、シード校の壁は高く、今年もこの壁を越えることはできませんでした。
今日の明徳戦は練習してきたことだけやろうと決めて試合に入ることができていたので、迷いも少なくプレーできていたと思う。ほぼ毎ゲームリードする場面はあった。そのリードを守り切れていれば、もっとゲームカウントは変わっていたと思う。相手との実力差は少しは縮まってきてはいると思うが、勝負強さが勝つ理由だと強く感じた。P2-0からどうやったらP3-0,3-1リードにもっていけるのか。またリードされているときにどうやってポイントをとるのか。そのポイントの取り方を知っているのが勝つ理由だと思った。強打なしで相手を振り回してスマッシュでポイントをとったり、相手のボールが浅くなるまでじっくり待って浅くなったらダブル前衛をしたりと並行陣をうまく使えるとプレーのパターンはとても増える。県総体まで、残り約60日ほどしかなくて、この60日は自分のテニス人生の集大成にしなければならない。今のままでいったら本番は弱気になり雰囲気に飲まれてベスト8すらいけないと思う。逆にこの60日を死ぬ気で動いて考えてテニスすれば結果は変わると思う。昨日の自分よりも強くなる。(伊藤智悠)
善戦した、とは言えるでしょう。実際選手たちは本当によく頑張ってくれましたし、シード校を相手にあと一歩というところまで追いつめたとは思います。しかし、届かなかったのもまた事実。3ペアとも「あと1点」を取り切れずに落としたゲームがありました。たらればですが、その1点が取れていれば、もっと相手にプレッシャーをかけることはできたと思いますし、もしかしたら勝敗をひっくり返すこともできたかもしれません。夏の全国を目指す上で、この壁は絶対に越えなければならない壁だと感じています。
自分ははじめて全国選抜に出た。北越は明徳義塾とやった。相手は強いペアがいるなか、挑むことを忘れないで戦った。最初ロブから入って意外と相手がロブを嫌がっていたので、ロブ中心で戦いに入った。2,3ゲーム目はうまく取れたけど、途中から相手もわかってきて、ストロークもうまく使いながら戦えた。後衛勝負でも無理に打たずに落ち着いて戦えてよかった。3番勝負の早川・髙橋戦はみんなでちゃんと勝ちきる気持ちがあったと思った。あんなに盛り上がって楽しいテニスができたのはみんなのおかげである。次はちゃんと勝ちきってみんなと分かち合いたい。(髙橋泰斗)
全国選抜では初戦で負けてしまった。結果だけ見れば悔しさしかないけど、試合を振り返ってみると自分たちがこの日のために準備してきたこと、成長してきたことは確実に相手に通用していたし、間違ってはいなかったんじゃないかと強く感じた。選抜前の全国私学や練習試合では思うような結果を出せないことは多々あった。技術というよりはチームとしていろいろな問題があるように感じていた。戦う自覚が足りない人がいたり、試合中の雰囲気が悪くなったり、ペア間でのコミュニケーションがとれていなかったり、このようなチームとしての問題を越えていかなければ全国ではまったく戦えずに楽しめずに終わってしまうと思った。そこで選抜の1週間前にみんなに変わってほしいことをミーティングや個人で話した。どれくらいの人が自分の言ったことに意識を向けてくれるかわからなかったけど、大会では悪い雰囲気は一切なく、自分が見てきた中でも一番チームがまとまっていた瞬間だった。全員が最後の最後まで諦めずに「絶対に勝つ」という覚悟が伝わってきて、このチームで戦えることに誇りを感じたし、試合後にみんなが楽しかったって言ってくれた。だからこそ、この負けで終わらせない。この舞台で感じたあと一歩の差を必ず埋めて、インターハイでは、この悔しさをすべてぶつける。そして、全国ベスト8の壁を次こそは越える。(佐々木凛)
今大会は、多くの保護者や卒業生、関係者の皆様が会場まで応援に駆けつけてくれました。アツい応援が選手を後押ししてくれました。勇気づけてくれました。本当にありがとうございました。
話は変わって、春は開花の季節です。全国選抜の前後には多くの研修大会に参加し、たくさんの対外試合を行ってきました。新しい風を吹き込んでくれる新1年生。飛躍を誓う新2年生。そして最後のシーズンに覚悟を決める新3年生。様々な想いが交錯する中、地中にじっくり根を張ってきた選手たちが花を開こうとしています。
奈良遠征最終日
この試合では、正直相手の方が自分より圧倒的に打球力があると感じて真正面からラリーしても勝てないと思ったから、ペアと話し合って先に自分が中ロブで動かしてラリーしていくからどんどん仕掛けていこうということを決めて試合に入った。序盤から前衛の上をつかったおかげで相手前衛が上を張ってくれて足が止まってくれたから後衛前ラリーでも前衛を気にせず打ち合えた。また、ゲームの1本目などで前衛のボディを狙って相手のミスを誘ったり、すべてミスになってしまったけれど、右ストレート展開でクロスにもっていくボールを打ったり、単純に後衛勝負しても勝てないから、どんどん前衛にプレッシャーをかけながら展開をつくれた。この試合ではG2-3のP3-2であと1本とればファイナルになるというところまでいったけれど、そこで取り切れなくて負けてしまった。負ける試合ではなかったと思うし、自分でもこんな強い相手をやり合えるんだということに自信がついたから、こういうレベルの高い相手をやれたことはよかったと思う。だけどやっぱり負けたことは悔しいから、次は絶対に勝つ!(久保田悠斗)
4月25日には、今シーズン初の公式戦であるハイジャパ予選が新潟市庭球場で行われます。今年の北越がどんな花を咲かせているのか、ぜひ多くの皆様にご覧になっていただけたら幸いです。
そして、今年のインターハイ会場は京都府福知山市。この地で満開の北越の花を皆様に観ていただくため、成長してまいります。応援よろしくお願いいたします。






