HOKUETSU Spirits 2026 ~越える~
北信越選抜準優勝!
3年連続で春の全国へ!!
やっとこの日がやってきた。確実に去年戦った2年生は成長しているし、他の学校と戦えるような実力はある。あとは、やってきたことを出しきれる環境をサポート含めて全員でつくっていく。プレッシャーをワクワクに変えて北信越を全力で楽しむ。
おそかったかもしれないけど自分なりに変われるところを少しでも多くなるように日々努力してきた。これは団メンだけの勝負じゃない。全力で自分が主役なんだと思って戦う。(佐々木 凛)
今日の公開練習では自分たちがやりたいことができていたし、スマッシュや4ポイントでやっているときも明日を想定して練習ができていて良かった。
明日はこの新チームが県外でどこまで戦うことができるか試せる日なので、4試合なにがあっても全力で楽しんでやる。優勝を狙えるチームでもあるし、去年越えられなかった所を越えるチャンスでもあるので、去年越えることができなかった能登と金津にはリベンジする。高岡商業も難しい戦いになると思うが全力でチーム1つになって楽しむ。新潟の歴史を変える。(伊藤 智悠)
昨年、一昨年と第3代表決定戦をギリギリで乗り越えて全国選抜への切符を手にしてきました。今年こそ、この壁を越えて北信越を優勝するんだと誓い、準備をしてきました。結果は3勝1敗で準優勝。能登(石川)、金津(福井)と3勝1敗で並びましたが、得失点差にて2位。目標としていた優勝には一歩届きませんでしたが、なんとか今年は、代表決定戦を経ずに全国への扉を開くことができました。
8月のブロック国スポ終了後から、この北信越を見据えて様々な準備をしてきました。個のスキルアップ、各ペアによる戦術などを徹底して考え、試し、改善を繰り返してきました。この取り組みの中で、様々なペアを組んで練習試合を行ってきました。その度に新たな発見があり、課題が生まれました。
12月の県選抜大会では、直前に体調不良者が出るトラブルもありましたが、全員の力で乗り越えました。そして1月10日。北信越選抜大会を迎えました。
抽選の結果、第一対戦は金津。お互いヤマになると踏んでいたと思います。金津はエースペアを3番に置くギャンブルオーダーで勝負をかけてきましたが、金津の選手たちは気負いすぎていたのかもしれません。こちらは冷静に対処できたおかげで先に2勝をあげました。さらにその勢いのまま3番も勝利し3-0。結果的にこの対戦が順位に大きく関わることになりましたが、最高のスタートを切ることができ、勢いをもって第二対戦の能登戦に臨むことができました。
しかし、この勢いは残念ながら結果には結びつきませんでした。各対戦とも競った内容ではありましたが、要所でこちらのミスが響き、能登の精度の高いテニスを打ち崩すことはできませんでした。
第三対戦は都市大塩尻(長野)。相手はすでに2敗していたこともあり、モチベーションが上がっていなかったのかもしれません。こちらも能登戦の敗戦から切り替えきれず、不安定な状態でしたが、3ペアとも気負うことなく冷静に戦い勝利することができ、最後の高岡商業(富山)戦に臨むことができました。
次の対戦を待っている間に、能登と金津の対戦が行われ、金津が逆転勝ちを収めます。この結果、最後の高岡商業戦に負けると4位に落ちてしまう可能性が出てきました。逆に勝てれば2位以上が確定する緊張感のある一戦となりました。
ミスが少なく、じっくり攻めてくる高岡商業と常に先手を取りたい北越。まさに盾と矛のような戦いで、なかなか主導権を取ることができません。こちらがリードしても流れに乗り切れず、苦しい戦いとなりました。そして1ー1で3番勝負。北越は早川・髙橋奈。序盤はこちらの攻撃がうまく決まりG3−0となりますが、そこから2ゲーム返される不安な展開でした。しかし、2人は踏みとどまりました。きっちりファーストサーブを成功させて、有利なラリーに持ち込みました。そして最後は相手のレシーブが、ベースラインを超えました。

早川・髙橋は昨年のこの大会でリーグ戦を全敗。なんとかチームメイトのおかげで全国へは行くことができましたが、後悔と自責の念がありました。今年は「自分たちが全国に連れていくんだ」という強い思いがありました。それを、まさに実現しました。
試合が終わり、相手への挨拶のあと応援団に目を向けるとキャプテンの佐々木が泣いていました。溢れる涙を抑えることができず、喋ることもできない状態でした。
新チーム最初のブログでキャプテンについて紹介しましたが、今年のキャプテンは技術的にレギュラーになれる選手では現段階ではありません。仲間を巻き込んでいくモチベーターのような役割の選手ですが、キャプテンとしてはまだまだ未熟。技術不足から自分に自信を持てない。対して、今年のレギュラー陣は実力はそこそこあり、自己主張の強い選手が多い。佐々木は自身の考えを主張することができず、キャプテンシーを発揮できていませんでした。
大会直前でもチーム内で意見の食い違いから軋轢がおき、不安はありました。しかし、このような逆境のときこそ、乗り越えた先に大きな成長が待っています。その成長を信じて、彼らを見守りました。
大きなプレッシャーと闘い続けた佐々木。ほんのひとときではありますが、そこから解放された涙だったのでしょう。その涙を見たレギュラー陣が、佐々木の元に駆け寄り抱き合います。チームが一つ、階段を上った瞬間だったと思います。
大会が終わるまで、正直ずっと不安でしかなかった。自分の力不足やチームを引っ張れていないなと感じる場面も多くあった。北信越の2週間前に先生から「このままじゃ絶対に負ける。キャプテンとして何もできていない。」と強く言われた。その言葉はきつかったけど、その通りだと思った。言葉だけで毎回行動にうつせない自分に、本気で向き合うきっかけになった。
そこから遅かったかもしれないけど、できていなかったこと、キャプテンとして足りなかったことを一つずつ変えようとした。智悠、寛康とも話し合って、このチームがどうすれば強くなるのかを考えて少しずつ行動にうつせるようになっていった。完璧ではなかったかもしれないけど、少なくとも逃げずに踏ん張ろうとする自分にはなれたと思うし、みんなとも良い雰囲気、チームになるために練習からがんばってくれていたと思う。
その結果、目標の優勝には届かなかったが北信越大会で2位に入り、全国への切符をつかむことができた。去年の自分たちを越えて新潟の歴史を変えられたことは、1人1人の越えたいという覚悟があってこそだと思う。
でも何回も言ってきたが、ここがゴールではない。全国に行けたからといって、自分たちが完成したわけでもないし、もっとできたと思うことだってある。次の舞台は全国。次は大会前までに不安じゃなくて自信をもって臨めるようにしたい。
もっともっと成長して絶対に全国ベスト8の壁を越える。(佐々木 凛)
翌11日には北信越選抜インドア(個人戦)が行われました。早川・髙橋が第3位、髙橋泰・山澤がベスト8と、県外大会でも結果を残すことができるようになってきました。まだまだ技術も戦術もフィジカルも、そしてメンタルも未熟ではありますが、少しずつですが実を結んでいます。このチームが掲げたスローガンである「越える覚悟」。先輩たちが築き上げてきた歴史を越え、自分自身の限界を越えていくために、これからも進んでいきます。
今大会を通じて、メンタルの重要性を再確認した出来事がいくつかあります。まずは団体戦。最初の二対戦を終えて金津と能登には大きな差を感じました。この2校の対戦で、金津が勝つとは予想できませんでした。しかし結果はその逆。観戦していると、どんどん勢いを増す金津に対して、能登の選手たちは消極的になり凡ミスを連発します。北越と対戦している時には全く見せなかった表情でした。
そして個人戦。早川・髙橋が準決勝で対戦した富山県高岡商業の前川君。ファイナルゲームにまで競った試合で、終盤はP5ー3で北越がリードします。しかし、そのとき前川君は笑顔で次のポイントの準備に入ったのです。彼はどんな状況でも常に笑顔で戦っていました。敵ながらあっぱれでした。
試合内容によりメンタルの状態は変化しますが、逆にメンタルから試合内容を変化させることができることを学ぶことができました。すぐに実践できることではないかもしれませんが、大きな気づきでしたし、尊敬できるアスリートだと感じました。学ばせてくれて、ありがとうございました。
今回の団体戦ではいろいろな人に支えられて1勝できたことをとても感じている。とくに凛は最後までチームを1つにしようとまとめてくれたし、スポーツメイトのコーチたちにもチームのことを多く相談してとても力になったを感じた。支えてくれた人たちのためにも勝つことができてよかった。とても感謝している。ありがとう。(伊藤 智悠)
今回、北信越団体戦は2位という結果だった。3年連続選抜出場という新潟県では今までにない記録で、新潟県の歴史を変えられたことはとてもすごいことだと思う。
メンバーとして今回の北信越でのMVPはキャプテン佐々木とエース前衛の奈々輝だと思う。佐々木は北信越前に壁にぶつかってこのままではチームとして危ないという場面から、1からチームを建て直してくれて、団体戦では他の誰よりも声を出してチームを盛り上げてくれた。奈々輝はコートで他の学校のどの選手よりも声を出してプレー面でもチームを盛り上げてくれた。また奈々輝はチームに勢いを与えてくれて、みんなが乗ることができた。この2人には本当に感謝している。最後の年に全国選抜にいくことができてとても嬉しい。本当にありがとう。(久保田 悠斗)
3年連続でたどり着いた全国選抜。まだまだ全国では無名のチームですが、北越旋風を巻き起こすために、まだ見ぬ景色を見に行くために、更なる進化を目指して取り組んでいきたいと思います。












