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2016年1月

2016年1月13日 (水)

選抜予選大会結果をお知らせします。

こんにちはレスリング部マネージャーの鈴木(柳都)です。

去る1月9日(土)、10日(日)の両日、新潟県央工業高校体育館にて行われた全国高等学校選抜レスリング大会新潟県ブロック予選会の結果をお知らせします。

9日(土)、2枚の出場枠を競う学校対抗戦は、本校、新潟県央工業、八海、白根の4校リーグ戦で行いました。近年に稀にみる大混戦となり、本校、新潟県央工業、八海が2勝1敗で並び、勝ち数の差で1位新潟県央工業(勝数13)2位本校(勝数12)3位八海(勝数11)という結果でした。

10日(日)の、個人戦では、以下の4名が選抜大会の出場切符を手にしました。

1位 50kg級 伊藤虎太郎(2年、亀田中) 74kg級 海老駿哉(2年、小新中) 96kg級 山本楓(1年、鳥屋野中)

2位 55kg級 山賀智真(2年、巻西中)

ここで、対新潟県央工業戦と、対八海戦を舩木先生が振り返り解説します。

対新潟県央工業戦 4対3 勝ち

50kg級 伊藤虎太郎(2年、亀田中) 1分41秒フォール勝ち

伊藤はこのチームのキャプテンである。チームを勢い付けるためには何が必要か知っている。それは先陣である自分が攻め続け、フォール勝ちを納めることだ。試合開始早々、やや強引とも言える首投げを放つ。相手の体が宙に舞いマットに沈んだ。自分の役割を最高な形で果たした。お前の笑顔はチームを勇気付ける。

55kg級 山賀智真(2年、巻西中) 0分34秒フォール勝ち

昨年5月の練習試合で負った左肘脱臼からようやく試合に復帰する事ができた。満を持しての登場だ。伊藤がつくった勢いそのままに鋭い動きで相手を翻弄する。会心の1本背負いが決まった。50kg級伊藤に続き連続フォール勝ちだ。

60kg級 井上博也(1年、小新中) 0分21秒テクニカルフォール負け

2年生相手の強豪との勝負。結果はともあれ、内容が大事と1年生には常に言ってきた。つまり、気持ちで下がらない事。
井上はその言葉通り、前に出続けたが、力の差は大きかった。
気持ちを切り替え次戦に備えよう。

66kg級 不戦勝

74kg級 海老駿哉(2年、小新中) 2対1判定勝ち

海老が勝てば本校の勝利が決まる大1番。しかも相手は主将としてチームを索引するエースだ。気合い十分だ。海老の表情を窺う。「大丈夫です。絶対勝ちます。」その言葉、自信はどこからくるのか。全く動じていない。堂々としている。
試合は予想通りハイレベルな攻防となった。1ピリオド1分過ぎ、1ポイントコーションを取られ、そのまま終了。
先制されていても落ち着いている。2ピリオド30秒過ぎ、片足タックルにいった。場外へ押し出し1ポイントが入る。同点だ。歓声が湧く。続いて、海老に1ポイントコーションが入った。
2対1。逆点だ。結局、海老は終始落ち着きを失なわず試合を支配し続けて勝利した。

84kg級 不戦敗

120kg級 不戦勝

結果、対戦成績4対3で勝つことができた。この勝利は大きい。

対八海戦 3対4 負け

50kg級 伊藤虎太郎 1分42秒フォール勝ち

今大会の伊藤のコンディションは最高に近い。減量を計画的に行った成果が表れた。パワーで相手をねじ伏せた。

55kg級 山賀智真 4分19秒テクニカルフォール負け

相手は伸び盛りの1年生。組んだ瞬間頭を落とされ、体勢を崩され続けている。明らかにパワーで押されている。大丈夫だ。しっかり構えろ。あせらずに相手の動きを追っていれば勝機が見つかるはず。2ピリオドに入り、山賀の動きにあきらかに動揺が見られる。
「落ち着け。しっかり構えろ。攻めが単調になり過ぎる。」
試合が経過して4分が近くなってきた頃、山賀の悪いクセが出はじめる。柔道経験者の山賀は思う様に試合を展開できなくなると投げに頼る様になる。そこを相手に読まれ、ことごとく投げ技を封じられた。

60kg級 井上博也 14対6判定勝ち

今大会が近づいた12月。井上には「今大会のキーマンはお前だ。」としつこく言い続けた。その言葉に対して彼は、「今大会のキーマンは俺です。」と何度練習中に言っただろう。
マットに立った井上の顔は今までに見た事のない程、気合いが入っている。
「こいつは勝つ。」確信した。
1ピリオドは2対4で終了。先行されているが、井上の気合いは変わらない。2ピリオドに入っても井上は攻めの姿勢を崩さない。常に前へ前へと相手にプレッシャーをかけ続ける。タックルが立て続けに決まった。6対4。逆点だ。
さらにローリングが決まった。14対6だ。マットサイドのボルテージも最高潮だ。試合終了のホイッスル。井上の右手が上がる。誇らしい笑顔だ。結果的にこの勝ち点がチームを2位へと大きく前進させることになった。

84kg級 不戦勝

120kg級 山本楓 1分18秒フォール負け

ここまでの対戦成績3対3。山本が勝てば本校の勝利が決まる。しかし、相手は今年度のインターハイ、国体に出場した八海のエースだ。あきらかに分が悪かった。何もさせてもらえず、フォール負け。この悔しさを忘れるな。もっとパワーをつけて、リベンジしよう。

さて、このチームの合言葉は「凡事徹底」。
小さいことを重ねる事が、大きなことを成し遂げるただひとつの道だ。
「なんでもない当たり前のこと」をやる上で特別な才能は必要ない。
石井先生の提案で、各自が毎月の「目標設定」を行い、自分が達成したいこと、成し遂げたいことを明確にし、「凡事徹底」に取り組んでいる。
今大会で優勝するには何が足りなかったか、これから何をすべきか、課題は多い。「凡事徹底」を大事にして、3月の全国選抜大会では大きな花を咲かそう。
今大会、ドクターストップで出場できなかった66kg級米山和真(1年大形中)。お前の練習に取り組むストイックな姿勢は誰もが認めるところだ。今大会に出場できなかった悔しさを選抜大会ではらそう。次のキーマンは米山和真。お前だ。

岩崎なぎこ(2年亀田中)、真嶋遥(2年亀田西中)、田邉真優(1年柳都中)、鈴木梨紗子(1年柳都中)のマネージャー4人衆。これからも裏方として、チームを支えてくれ。選手がベストを尽くせる環境を作ることで、チームの成績に間接的に貢献する事ができる。誇りを持とう。マネージャーの仕事から自ら考えて行動する事の大切さと、広い視野で物事をとらえる姿勢を養うのだ。

保護者の皆様、OBの方々、応援ありがとうございました。
3月の全国選抜大会ではひとつでも勝ち進める様、チーム一丸となってレスリングに取り組んでまいります。
今後共、宜しくおねがいします。

顧問 舩木和久

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2016年1月 3日 (日)

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます、レスリング部です。

新年初めの担当は真嶋(亀田西)です。

昨年は、沢山の方の支えや応援のおかげで実りある一年となりました。ありがとうございました。

一年生は先輩方に負けないくらい、二年生は全国に通用するくらい強くなりました。

そして年が明け、一月九日、十日には選抜予選大会が控えており、選手全員気合いが入っています。

今日は権瓶先輩、西山先輩、鈴木先輩、長谷川先輩、吉岡先輩、松島先輩、時田先輩らが来てくださり、
新年初めにふさわしくとても良い練習となりました。

今年は団体でインターハイに行き、一つでも多く勝つことが一つの大きな目標です。

レスリング部全員で目標達成のために頑張っていきます。

2016年も応援の方をよろしくお願いいたします。

引き続き、お米の方もよろしくお願いいたします。

以上、レスリング部でした。
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