男子バレーボール部

危機感を持ち自分達から早く登校し練習する
1年生、その内容も少しずつ濃くなっている
ようです。それに気がつき次の日から早く
出てくる2年生。練習の準備も変わって
きました。しっかりとモップを掛け自分達が
練習する場を大切にする姿や効率よく準備を
しようとする行動の早さがあります。周りが
見えるようになってきたのでしょうか。
全体で行うストレッチからも統一感が
伝わってきます。その気持ちは声にも表れ
決して出させられている声ではなく機敏で
体育館に通る声、気持ちを感じさせてくれる
声です。選手も自分達の中で何かが変わって
きていることを実感しているはずです。
これを続け更に進化させて欲しいと思って
います。
新チームは強いリーダーシップを持つ
キャプテンのもとまとまろうとしています。
素直で真面目な奴が多く、物事に素早く対応
してくれることが多いです。相手の意図を
くみ取ろうとする前向きな気持ちを持って
います。そして自分達の考えを行動に移す
ことの喜びや心地良さを学びつつあります。
そういうものが自分を成長させるコツの
ようなものの1つかもしれません。中には
まだそれに気がついていない者もいる
ようですが、今のチームであれば
そう時間をかけずに気がついてくれると
信じています。
北越高校では来週から2学期の期末考査が
行われます。バレー部としてはテストは
今やらなければならない目の前のことに
必死に取り組む訓練だと考えています。
1人1人が設定している目標平均点にさらに
10点プラスしたものを今回のテストの
目標に。より高い目標に「よしっ」と勉強に
取り組む姿があります。その素直さが
いつの日かバレーボールでも花開かせて
くれるでしょう。
今、日曜日の夜「下町ロケット」という
ドラマが放送されています。町工場から
高い技術と物作りにかける情熱、誠実さで
世界に誇れる製品を作る。我々北越高校男子
バレーボール部も決して大企業ではなく
町工場であり、優勝するにはバレーボールに
対する情熱と謙虚さで1つ1つの課題を
クリアし高い技術を身につけていかなくては
なりません。今、それに挑もうと成長して
いる新チームは、とても高校生らしく
清々しい自立したチームに成長してくれる
ことを楽しみにしています。頑張ろう！！