HOKUETSU Spirits ~2016 挑戦~
大健闘!
笑顔の北信越大会準優勝!!
団体戦
1回戦 ③-0 伊那弥生が丘(長野)
2回戦 ②-1 金沢学院(石川)
準決勝 ②―0 敦賀(福井)
決 勝 0-② 能登(石川)
涙の県総体から2週間が経ちました。次なる戦いは北信越大会。今年の3年生にとって最後の団体戦です。しかし県総体というピークを越え、少しダラけた空気になってしまったのかもしれません。大会初日の個人戦では、サポートメンバーがまったく仕事ができず、選手たちもまったく戦うことができず、早々に敗退してしまいました。
その夜、1,2年生全員でミーティングを行いました。田辺、中野といった団体メンバーが中心となり、現状のチームの反省点や、明日の団体戦でどのように行動するか、などを話し合ったようです。次の日は朝から、顔つきが違いました。
団体1回戦は長野県2位の伊那弥生が丘高校。北越のトップは石黒・中野ペアです。昨日の個人戦では足が動かず、ミスを重ねて自滅していました。この団体戦でも1ゲーム目はこちらのミスで点をとられ、あっさりとゲームを落とします。しかし2ゲーム目以降はレシーブミスなども減り、積極的に前でプレーすることができ、4-1で勝利しました。2番手には樋口・田辺ペア。前日の個人戦では樋口がまったく戦えませんでした。後衛とラリーすることだけを考え、ミスを恐れ、消極的になっていました。しかしこの日の樋口は違いました。隙あらばパッシングや相手前衛にアタックを仕掛けました。細かなミスはでたものの4-1で勝利。続く3番手の高木・近藤ペアも積極的に攻めて4-0で勝利しました。
続く2回戦は石川県3位の金沢学院高校。団体1回戦で第2シードである富山県高岡商業高校に競り勝ってきました。4月末には練習試合もしていて、お互いよく知っています。接戦になることは間違いありませんでした。北越の1番手には樋口・田辺ペアが出場しました。この試合は危なげなく4-0で勝利し、2番手の石黒・中野ペアにつなぎます。対戦相手は金沢学院のエースペア。驚異的な打球力を誇る選手で、石黒たちには太刀打ちできず3番勝負にもつれ込みます。高木・近藤は序盤は徹底した攻撃でリードしますが、中盤で守備的になり、相手に攻め込まれてしまいます。ファイナルゲームは一進一退の攻防。最後は近藤の積極的なプレーで準決勝に進出しました。
準決勝の相手は福井県の優勝チームである敦賀高校。ここから2面同時展開となり、1番の樋口・田辺ペア、2番の石黒・中野ペアが同時に入りました。樋口・田辺ペアの相手は強い打球力と堅実なプレーをする相手でした。序盤はその打球力に樋口が押されてしまい、G0-2。そこから1ゲームずつ取り合い、G2-3。6ゲーム目は樋口のレシーブミスから入りあっという間に0-3。相手のトリプルマッチポイントを迎えます。しかしここで、田辺が樋口に一言。「攻めましょう!」吹っ切れた樋口はラケットを振り切り攻めました。なんとか凌いでファイナルゲームに突入します。ここでは2人が攻め切り崖っぷちからの勝利を掴みます。石黒・中野ペアは2人が積極的に攻めていきG3-1。しかしここから中野が消極的になってしまい、ミスを重ねます。G3-3に追いつかれますが、石黒が中野を最後まで支えて勝利。決勝進出を決めました。
決勝戦に入る前、部員全員に話をしました。
「このチームのラストマッチ。勝ち負けを越えて、最後まで笑顔で戦おう!」
結果は0-2で敗れましたが、全員が最高のプレーを魅せてくれました。積極的に攻め、選手もサポートメンバーも笑顔で戦いました。このチームは最後までタイトルはとれませんでしたが、この北信越という大きな舞台の決勝で戦えたということは、大きな財産です。最後の樋口の言葉「団体戦、前は嫌いだったけど、今日は本当に楽しかった」にすべてが集約されている気がします。樋口、石黒、高木、近藤、今年の3年生たちは本当にすばらしいチームを作ってくれました。みんな、ありがとう!
笑顔の北信越大会準優勝!!
団体戦
1回戦 ③-0 伊那弥生が丘(長野)
2回戦 ②-1 金沢学院(石川)
準決勝 ②―0 敦賀(福井)
決 勝 0-② 能登(石川)
涙の県総体から2週間が経ちました。次なる戦いは北信越大会。今年の3年生にとって最後の団体戦です。しかし県総体というピークを越え、少しダラけた空気になってしまったのかもしれません。大会初日の個人戦では、サポートメンバーがまったく仕事ができず、選手たちもまったく戦うことができず、早々に敗退してしまいました。
その夜、1,2年生全員でミーティングを行いました。田辺、中野といった団体メンバーが中心となり、現状のチームの反省点や、明日の団体戦でどのように行動するか、などを話し合ったようです。次の日は朝から、顔つきが違いました。
団体1回戦は長野県2位の伊那弥生が丘高校。北越のトップは石黒・中野ペアです。昨日の個人戦では足が動かず、ミスを重ねて自滅していました。この団体戦でも1ゲーム目はこちらのミスで点をとられ、あっさりとゲームを落とします。しかし2ゲーム目以降はレシーブミスなども減り、積極的に前でプレーすることができ、4-1で勝利しました。2番手には樋口・田辺ペア。前日の個人戦では樋口がまったく戦えませんでした。後衛とラリーすることだけを考え、ミスを恐れ、消極的になっていました。しかしこの日の樋口は違いました。隙あらばパッシングや相手前衛にアタックを仕掛けました。細かなミスはでたものの4-1で勝利。続く3番手の高木・近藤ペアも積極的に攻めて4-0で勝利しました。
続く2回戦は石川県3位の金沢学院高校。団体1回戦で第2シードである富山県高岡商業高校に競り勝ってきました。4月末には練習試合もしていて、お互いよく知っています。接戦になることは間違いありませんでした。北越の1番手には樋口・田辺ペアが出場しました。この試合は危なげなく4-0で勝利し、2番手の石黒・中野ペアにつなぎます。対戦相手は金沢学院のエースペア。驚異的な打球力を誇る選手で、石黒たちには太刀打ちできず3番勝負にもつれ込みます。高木・近藤は序盤は徹底した攻撃でリードしますが、中盤で守備的になり、相手に攻め込まれてしまいます。ファイナルゲームは一進一退の攻防。最後は近藤の積極的なプレーで準決勝に進出しました。
準決勝の相手は福井県の優勝チームである敦賀高校。ここから2面同時展開となり、1番の樋口・田辺ペア、2番の石黒・中野ペアが同時に入りました。樋口・田辺ペアの相手は強い打球力と堅実なプレーをする相手でした。序盤はその打球力に樋口が押されてしまい、G0-2。そこから1ゲームずつ取り合い、G2-3。6ゲーム目は樋口のレシーブミスから入りあっという間に0-3。相手のトリプルマッチポイントを迎えます。しかしここで、田辺が樋口に一言。「攻めましょう!」吹っ切れた樋口はラケットを振り切り攻めました。なんとか凌いでファイナルゲームに突入します。ここでは2人が攻め切り崖っぷちからの勝利を掴みます。石黒・中野ペアは2人が積極的に攻めていきG3-1。しかしここから中野が消極的になってしまい、ミスを重ねます。G3-3に追いつかれますが、石黒が中野を最後まで支えて勝利。決勝進出を決めました。
決勝戦に入る前、部員全員に話をしました。
「このチームのラストマッチ。勝ち負けを越えて、最後まで笑顔で戦おう!」
結果は0-2で敗れましたが、全員が最高のプレーを魅せてくれました。積極的に攻め、選手もサポートメンバーも笑顔で戦いました。このチームは最後までタイトルはとれませんでしたが、この北信越という大きな舞台の決勝で戦えたということは、大きな財産です。最後の樋口の言葉「団体戦、前は嫌いだったけど、今日は本当に楽しかった」にすべてが集約されている気がします。樋口、石黒、高木、近藤、今年の3年生たちは本当にすばらしいチームを作ってくれました。みんな、ありがとう!