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2017年3月

2017年3月28日 (火)

全国高等学校新体操選抜大会

3月20日~22日
会場:愛媛県総合運動公園体育館

結果 23位 点数 7.30
D(難度) 4.70
E(実施) 2.90
減点 0.30(手具の場外)

最初の連係は少しぎこちないかとも思えたけれど,ミスにつながるほどではなく,次の連係へ。
4本投げはきれいに分かれなかったけれど,それはいつも通り。何度も練習したとおり落ち着いて対処できていました。
シカジャンプの足投げはうまく飛んだけれど,その後のフープの受け渡しで落下。対処したひとりがスケールバランスができずにステップへ。
1つ目の交換は成功するも,続く2つ目の交換で投げが強くなり落下,場外。
そこから最後のななめの交換までは大きく崩れることなく「守った演技」が続き,2度目のななめの交換の受けでフープをはじいてしまい,落下。
最後の連係でフープを取りこぼしてフィニッシュ。

本番までの空気は,とてもよいものでした。
「練習時間が本当に少ないから,本気で大切にしよう。丁寧にやろう。」
キャプテンがかける言葉にうなづくみんなの表情もとてもよかった。自分たちのベストが出せるんじゃないか,その気持ちが油断に変わるとも思えないほど,準備ができていました。
しかしそれも,結果が出た今では,油断だったと言わざるを得ないのかもしれません。
今回の大会は,新ルールになって初めての国内公式試合でした。前日の個人競技では,1位の選手が18点台を出し,団体競技では1位2位のチームのD(難度)で10点満点が出るなど,しっかりしたものができれば,点数は出やすい状況に思えました。
しかし,7点台。
直前までいい準備ができたと思っていても,それは自分たちの価値観であって,全国で通用するものとは限りません。
この大会の反省ノートに,「変えなきゃいけない」と書いた選手がいます。
メンバー同士の関係,練習のやり方,目標・・・変えようとして変われたこともあるけれど,なにかちがったのでしょう。
技術的な差よりも,選手としての,人間としての未熟さを感じ取った言葉のように思います。
4月からは新入生が加わります。新・HokuetsuRGとして,今度は自分たちで選抜大会の切符を勝ち取って,この舞台に立ちます。
「この経験を無駄にしてほしくない」ずっと見ていてくれた卒業生のためにも,本気をやり直します。
最後になりますが,遠く愛媛県まで応援に駆けつけてくださった保護者の皆様,新潟から応援してくださった卒業生・たくさんの先生方にお礼申し上げます。
これからもよろしくお願いいたします。