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2017年10月

2017年10月16日 (月)

DREAM FACTORY 2017 秋(愛媛国体)

愛媛国体
有終の5位入賞!

IHで惜敗した広島に快勝!


H29 愛媛国体01

平成29年度 愛媛国体 (10月7日~9日 今治市スポーツパーク)
1回戦 シード


2回戦 ③-0 徳島県
 鈴木・保科 ④-0 上出・大谷
 前山  ④-2 西尾
 水澤・田辺 ④-2 太田・新開

準々決勝 0-② 東京都
 鈴木・保科 3-④ 林田・宮下
 前山  1-④ 小林
 水澤・田辺 1-1 鈴木・西東(途中打ち切り)

5~8位 順位決定一次戦 ②-0 鹿児島県
 鈴木・保科 ④-0 中崎・下柳田
 前山  ④-3 加

5~6位決定戦 ②-0 広島県
 鈴木・保科 ④-2 笠井・森本
 前山  ④-2 奥田

1年間のドラマが終了しました。
今年はインターハイではなく、10月の国体がチーム北越としての最後の挑戦になりました。
インターハイ準々決勝で惜敗した後、もう一度チームを引き締め、そして村上の木村さんを国体コーチに迎え、愛媛国体に臨みました。
北越高校内の広報チラシ「愛媛国体特集」が各教室に張り出されたのは、2週間前くらいだったでしょうか。
そこにキャプテンの鈴木は「東京を倒して有終の美を飾りたい」と締めくくっていました。
10月11日の地元紙新潟日報のスポーツ欄に「少年女子 有終の5位」という見出しが載った時、このチームは本当に「有終の美」を飾ったんだなと実感しました。
日報の記者さんは、夏の会津インターハイにも取材に来られており、あの鈴峯女子戦を翌日の新聞で「窮地から驚異の粘り」という見出しで大きな記事にしてくださいました。
その記者さんが、このチームの最後の戦いで鈴峯女子に快勝する姿を見て、そのように感じてくださったこと、そして記事の最後に「試合後にハイタッチを交わした選手たちの表情は、すがすがしさに満ちていた。」と記してくださったこと、嬉しく思います。

5月のゴールデンウイーク、会津で開催された研修大会で、北越は東京都文大杉並高校に木っ端微塵に打ち砕かれました。全く歯が立たない。というより気魄で圧倒されて力が出せなかったという方が正確です。
それから3カ月後、「打倒文大」、「打倒小さな自分」で臨んだ会津インターハイ。もう一つ勝てば、その文大とやれる準々決勝で惜敗。
このチームはいつも去年の三冠「文大を超えること」を心に秘めて練習してきたように思います。
会津の団体戦の負けから、愛媛国体でもう一度文大=東京に挑む、そしてそこに勝って日本一の夢を達成する、そう誓って更なる道を一歩ずつ歩んできました。

初日の準々決勝、真っ向勝負で東京と戦いました。
エース鈴木・保科はJAPANのメンバーで高校生No1の林田・宮下ペアとの勝負でした。
6月のハイスクールジャパンカップ決勝で、全く戦えずに白旗をあげた相手です。
戦いました。
心技体、そして戦略。何よりも負けじ魂、気魄。
すべて出し切って戦いました。
ファイナル勝負まで競りましたが、ファイナルの強さは林田選手、宮下選手が上でした。
シングルスの前山は闘志が力みになって、戦えませんでしたが、同時進行で進んでいた第2ダブルスの水澤・田辺は互角の戦いを繰り広げていただけに、第1ダブルスの結果次第では東京を破るという夢が現実になったかもしれません。

夢が終わった日の夜、こう選手たちに話しました。
ドラマは終わった。
すべて出し切った。すべてを出し切って、それでも相手が上だった。それでいいのだ。それが戦いだ。
ただ、おまえたちには、まだ続きがある。
ドラマの最終回が終わった後に、お前たちの「生き様」としての戦いがある。
人生のドラマは一つだけじゃない。
あの会津での悔しさ。あと2本取れなかった悔しさ。
お前たちが強く思えば、必ずもう一度、広島と戦うチャンスをもらえる。
あの強烈な悔しさからも力を得て、一生涯、明日という日を振り返った時に力をもらえる、そういう一日にしよう。

選手たちは、自分の「生き様」として、チーム最後の日を戦い抜いてくれました。
チーム北越として最後の日を清々しく生きた、保科葵、鈴木愛香、田辺なつき、チームの3年生3人の思いを綴ってみます。

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夜のミーティング。先生が松岡修造の記事を読んでくれた。
これは朋恵先生が私たちのために作ってくれたもの。
「一番厳しい場面でタフであること。」
東京戦はタフな戦いになる。
うまくいく方が少ないかもしれない。
東京がすんなり勝たせてくれるはずがない。
でも、自分らは、どこか「やりきる!」とか「自信持っていく」とか、なんか甘く考えているような気がする。
実業団にも大学生にも勝つようになり、自信がついてきた分、東京の強さを今までより低くイメージするようになっているんじゃないか。
今日の練習試合、先生の言うように「決してベストではない」
自分にとってベストパフォーマンスを生むには何が必要か。
感謝の気持ちを持つといい時もある。
例えばIHでカットRをする時、たくさんボール出ししてくれた明彩加先輩に感謝の気持ちを持って戦ったらノーミスを貫けた。
でも、それだけで戦いきれるわけもない。
基本は、とにかく相手への闘志を燃やすことだ。
今までやってきたこと、失敗から学んだことを思い出して、迷わず思い切っていくこと。
先生が言う「気迫じゃなくて気魄」を生むのは、そういう向かっていく心だ。
オラツ!って思いを込めた方が、ギリギリの場面でチームとして戦ってる気がするし、いろんなパワーをもらえてる気がする。
苦しい顔をしても何も引き寄せられない。
とにかくどんな場面でも、笑顔で明るく闘志を持って攻め続ける。
「あらゆることから力を集めて光を放て」
うちの部訓だ。
普通にしてても何も集まらない。
自分の行動、決断、姿がエネルギーをチームに集めるんだ。
気魄、笑顔を忘れずに戦い抜こう。
そして、やっぱり「東京に勝つ!」を表現したい。
(10月6日 保科葵)


会場に入った。
カウントダウンして生きてきた愛媛国体、いよいよ明日だ。
開会式で東京文大チームを見て、明日はここを倒すんだ!って強く思った。
私は東京(文大)に勝ったことがない。
いつも実力が出せなくて、というか出せる「心」がなくて、自ら戦わずに負けてきた。
会津カップ・・ハイジャパ決勝・・
私は3年前に「北越へ行きます」と岡村先輩(現ダンロップ)に報告した時、「3年後、文大に勝ちたいんです」と言ったのを覚えている。
岡村先輩に「絶対、北越来て良かった、って最後に思わせるからね」と言われた。
その夢が明日なんだ。明日が「3年後」なんだ。
この夢のために3年間北越で自分を磨いてきた。
やってやろう!
絶対に東京を倒す!
「誰も無理だと思っているようなことでも、絶対に叶えたいって誰よりも強く思うこと。そして努力しつづけること。」
成田さん(現アドマッテクス)が来てくださった時に残してくれた言葉。
文大を倒して日本一、誰よりも強く思ってきたし、努力もしてきた。
だから、自信を持ってやり切る!
ミーティングで新潟国体でベスト4に入った時のことを先生が話してくれた。
「壁を破る時、リスクを負って攻める場面が必ずある」
ファイナルのギリギリの場面で8年前の新潟チームはやり切った。私はインターハイでそれができなかった。
その勇気がベスト8かベスト4かを分ける。4決めで戦うのは東京。
思い通りにならないことは多くあるだろう。
でもそこで守ったら勝ち目はない。
リスクを負ってでも攻めなければならない時が必ずある。
明日は、そこで強さを表現したい。
いよいよ3年間のドラマの最終回。
ラストだと思うと悲しくなるけど…
明日は一瞬一瞬、東京を倒す=夢を叶えるために生きる。
文大を倒すためにやってきた日々はどこにも負けない強さになると信じて、私は戦います。
(10月7日 鈴木愛香)


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東京に勝つことはできなかった。
本当にごめんなさい。自分のせいです。
少し弱くなっている自分がいた。
林田のフラットボールはロブで返球するとテンポあげてさらに球速とパワーが加わってドッカーンと何度でも打たれる。
中間ポジションで持ってこられて、ビビッてアプローチミス、レシーブミスになった。本当に情けない…
「薄さ」による負けではない。
だけど、圧されているいる時に冷静じゃなかったり無謀になったりしている。
林田よりもずっと未熟だった。
まだまだ足りないところがあったんだ。
「東京に勝つと決めていた」
そうやって過ごしてきた。チームも林田の作るチームを超えるために積み上げてきた。
でも、ダメだった。
倒せなかった。本当に悔しい…
負けて、あいさつの後、先生と握手して、日本一への挑戦が終わったんだって、強く実感した。
結局、私が終わらせた。
でも、この大会、最終日は今日じゃない。
団体戦、3年間の最後の日、明日は終わらせない。
最後は笑って終わりたい。
大丈夫。向き合ってきた日々は間違ってない。
誠実に今までやってきたことをやりきるだけ。
嬉しいことに、夏に負けた鈴峯チームと戦えるチャンスがある。
朋恵先生がミーティングで言ってくれたように、一歩ずつ悔しさをエネルギーにして、明日はすべてぶつける。
「このままじゃ終われない!」
今日の東京戦、G2-3の時に言った言葉だ。そしてファイナルに持ち込めた。
明日はまさにこれだ。
「このままじゃ終われない」
私たちは負けず嫌いのチームだ。
そうやって強くなってきた。
日本一は獲れなかったけど、明日は全勝で終える。表彰式には5位の賞状をもらう。
先生、あの握手、ムダにしません。
どんな場面でも強さを貫きます。
今日の弱さも力に変えて、明日は強く生きて全勝します。
(10月8日 保科葵)


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東京にかなわなかった。
本気で勝ちに行っていたから当然悔しい。
第1ダブルス 林田・宮下が相手だった。
最初の乱打の時はテンポと打球スピードにびっくりしてしまった。
でも、今日は逃げないで打ち合おうと決めていたから、ポーチでとられようが打ち合いから逃げなかった。
葵の動きが気になったのか、林田の方が先にコースチェンジしてきた。打ち合ってこない林田は意外だった。
中盤に葵のミスが増えても、自分は自分に集中できていた。
先生とやってきたあらゆることが練習通りにやれて嬉しかった。
次第に林田にミスが増えて、ファイナルへ。
ファイナルではもっと林田と勝負すればよかった。ファイナルは自分が悪かった。
競ったけど、またここを超えられなくて悔しい。
また、なつきに回せなくて申し訳ない気持ちでいっぱい。
でも、今できることは振り返ることではなくて、切り替えて明日の2試合にベストを尽くすこと。
明日戦うことができるのもブロック国体も含めれば参加した47都道府県のうち8チームしかない。
そう考えれば、国体を一番長く戦えるわけだから、その幸せを感じながら楽しんで試合をしたい。
初戦の鹿児島に勝てば、きっと広島との戦いになる。IHで負けた広島にリベンジするチャンスだ。
このチームの最終日。ラスト2試合。
絶対に勝って終わる。
集大成!
やりきる!
(10月8日 鈴木愛香)


H29 愛媛国体05 H29 愛媛国体06 H29 愛媛国体04

最後の舞台で、自己ベストの戦いを貫けたのが嬉しい。
満足のいく試合ができて本当に良かった。
そして、とうとう広島にリベンジできた。
IHは敵のマッチポイントを10回追いついたけど、力尽きた。
でも、今回は鈴峯のエースに勝ち切ることができた。
一番大事な場面で、強さを表現できること。今回はそれができた。
いつもは大事につなげるところも思い切って攻めた。その結果、ネットインしてくれたり、敵の前衛のチップを誘えたり、3年間のすべてを出し切った戦いだった。
北越で先生と出会って、一つひとつ一緒につくってきて、最後の舞台でベストの自分で戦えて、本当に良かったです。
今まで自分の夢のためにやってきたけど、私がこれまでの先輩から力をもらったように、私自身が後輩に語り継がれていくような選手になりたいと思うようになった。
先輩を超えるチームを目指して今までやっていなかったことを提案して始めたこと、たくさんあったと思う。
キャプテンとして、リーダーとして、精一杯生きてきた。このチームは去年の秋から負けるたびに成長してきた。
あと2か月あれば、東京にも追いついて日本一になれる実力を手にしただろうな。
それくらい、北越でやってきたことは日本一への道だったと思う。
そんなところで3年間テニスができて、本当に幸せだった。
でっかい夢を叶えるために本気の先輩、後輩、仲間がそろって、先生、コーチが支えてくれる。
愛(前山)もこの国体で大きく成長した。
6G目は、愛が先に勝ってくれたからとれたと思う。
正直、いつもは頼れなかった。
うちらが負けたら終わりで、水澤・田辺に回すことはできない。そういう状況でずっとやってきた気がするから、愛の成長は心強かった。
だからこそ、私たち頑張らなきゃと思えた。
最後に朋恵先生、いつも私たちのことを一番に考えてくれて、支えてくださって、ありがとうございました。
私たち、最後に全部の力を出し切れました。
(10月9日 鈴木愛香)


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国体最終日。
昨日のミーティングでの宣言通り、広島にリベンジして、2試合を勝ち切って、ベスト8の中でのNo1になった。
第1ダブルスの鈴木・保科とシングルスの前山が勝ったから、出番はなかったが、全員昨日は「明日全勝します!」と言ったわけだから、チームとして最終日、全員が有言実行したわけだ。
全員が約束を果たせば、私たちペアの出番はない。
正直なことを言えば、広島のダブル後衛を圧倒して勝ちたかった。夏は追い詰められてからの逆転だったけど、今回は1本目から仕留めるイメージがありありとあったから、圧勝したかったな。
ただ、前山はすごく頑張った。昨日もだけど、どんなボールにも食らいついていた。だから、絶対リードから挽回されてきてG3-2になっていた鈴木・保科にもエネルギーを与えられたんだと思う。
鈴木・保科は強かった。今回の大会で改めて凄さを見せつけられた。
どんな場面でも揺るがないというか、相手に主導権を渡さない。
気魄があふれていたし、このチームへの想いが強く伝わってくる。
だから、会場からの帰り際に、ああやって、知らない人からも「すごく印象に残った戦いだった」って声をかけられるんだ。
新潟とは関係のない人にも、勇気と感動を与えられる。そうやって私たちのチームから希望とエネルギーをもらっている人がいると思うと嬉しい。
5~6位決定戦。新潟vs広島。
準決勝や決勝から見れば、注目されない戦いだけど、私たちにとってはとても大切な戦いだった。
夏のリベンジの機会を与えてくれたのは神様だとしたら、嬉しくてたまらない。
「神様は乗り越えらえる人にしか試練を与えない」
私たちのチームにぴったりだと思う。
結果がすべてじゃない。
「東京を倒すと決めていた」
そう誓って毎日過ごしてきた日々は、この先もずっと忘れない。
私は中学の時まで、団体戦でも全然勝てなかった。
団体戦がこんなに熱くこんなにも楽しいものだなんて、中学の時は正直思いもしなかった。
北越に来て、チームで一つになって大きな夢を目指して戦う楽しさや、目標を達成したときの喜び、練習してきたことが出せたという充実感…
私は団体戦が大好きでしょうがない。
きっと、この北越に来てなかったなら、こんな思いはわからないで終わっていた。
このチームで本当によかった。
このチームの仲間と一緒に日本一に本気で挑めてよかった。
みんな、本当にありがとう。
この3年間のことは一生忘れない。
いつでも、目を閉じて思い出して、勇気と希望をもらえる。
先生、まだ皇后杯があります。
奈央(水澤)と組む最後の大会をベストで戦いきります。
成田・小林のベスト8を超える!
1戦でも長く奈央と先生と戦い続ける。
まだまだ指導をよろしくお願いします。
(10月9日 田辺なつき)


H29 愛媛国体09 H29 愛媛国体08 H29 愛媛国体27

終わった…
全勝!
5位!
昨日で日本一を追ったドラマは終了した。
けど、今日は「私たちの生き様」、そう先生は言った。
チーム北越という私たちが主人公のドラマの番外編。
誰も注目しないけど、私たちにとっては集大成の1日。
私たちは広島に夏のリベンジを果たし、夏よりもずっと進化した自分をみんなで実感することができた。
きっと、昨日の東京の負けからも進化したんだ、私たち。
本当に、向き合ってきたチームだったな、と思う。
闘うチームだった。
負けても負けても這い上がる。
負けることによって、強くなっていった。
どんな相手にもひるまなかった。
今までやってきたこと、すべてが自信につながるような、そんなドラマを生き切った。
このチームを本当に誇りに思う。
1年の時から団体メンバーに入って、3年間チーム北越を背負って戦ってきた。
1年生は3年の皇子先輩のおかげでインターハイ団体出場。
私たちペアは、その頃、団体に弱い個人戦女だった。
奈良インターハイでは団体戦すべて負けた。
そこから、全国での戦いを見据えて一歩一歩進んできた。
部長にもなった。
けど、順調な道のりではなかった。
雑な自分。薄っぺらな自分。
そこを伝えられ、逃げずに向き合った。
1回部長も交代した。そこが一番自分と向き合った原点だったと思う。
それまでは何とかセンスでやってこれた。でもそこが限界だった。
2年生までは責任もプレッシャーも少なかった。いやほぼ無かったな。
岡山インターハイ、ベスト8。歴史を刻んだ。
でも、そこからが本当に苦しかった。
何回泣いたんだろうか。
県新人でのまさかの敗退。県選抜、北信越選抜、エースの私たちの負けで全国選抜へ出られず…
でも、この時期が自分を大きく変えたんだって、今わかる。
あの時期があって、今の自分がいる。
チーム北越が何よりも大事にしていること、「自分の弱さから逃げずに向き合う」その本当の意味を知った。
県団体6連覇。北信越総体、団体初優勝、個人優勝。
そして日本一を目指した会津インターハイ。
1年前の和歌山信愛に雪辱。そしてベスト4をかけた鈴峯戦。ファイナル0-6から追いついたけど、あと2点がとれなくて敗退。
でも、その負けと向き合って、立ち上がって、昨日、そして今日。
私たちは強く生きた。
その証拠が今日の戦いだ。
全国のどこのチームよりも充実した1日1日を私たちは生きてきたと確信する。
ドラマの最終日、エリート集団の東京には勝てなかった。
けど、私たちは自己ベストで、5月の連休に相手にならなかった文大に接近できた。
林田・宮下戦も、札幌のハイジャパ、あのお話にならない決勝からずっと進化して、エース対決としてファイナルを戦えた。
朋恵先生、本当に憧れのアスリートです。ストイックで自分に厳しくて。
朋恵先生が、高校生でキャプテンだった時に作ったチーム、わからないけど、今わかるような気がします。
朋恵先生みたいなリーダーになりたかった。少しは近づけたでしょうか。
闘う厳しさ、いつも作ってくれてありがとうございます。
津野先生。ゼロから前衛初心者の私を鍛え上げてくれて、ありがとうございます。
北越に来る前、最後こんな形で前衛として終えるなんて想像もできませんでした。
たくさん問題ありましたけど、一つひとつ本気で伝えてくれて進化させてくれて、その結果、今の私があります。
感謝しかありません。そして、出会えて私は幸せです。
3年生の仲間たち、そして1,2年生のみんな、厳しいことも言ったけど、受け取ってくれてありがとう。
今、こうして振り返ってみると、本当にたくさんの人たちにエネルギーをもらってきたんだとわかる。
心からの「ありがとう」を伝えたいです。
ただ、北越の名前で出る最後の個人戦、全日本が自分にはある。
これからあと11日。
1日1日を自分と向き合いながら、最後まで「強く生き抜く」
(10月9日 保科葵)

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