春高予選準々決勝・準決勝10月31日
こんにちは、上山です。
今日は東総合スポーツセンターで春高予選準々決勝・準決勝が行われました。結果をご報告します。
準々決勝 北越vs佐渡 0−2で敗北
よって、今年度の北越の成績はベスト8でした。
上山が北越の課題だと思ったのは、"コミュニケーション"と"ボールと正面に向き合うこと"です。
やはり、北越は流れが相手にあるときに声が出ません。雰囲気が沈み、暗いです。流れが相手にあるときにどれだけ自分達のお尻を叩いて、どれだけお互いの背中を押し合えるかが大切です。そのどちらもを汲んでいるのが"声"です。北越は追い詰められた状況になると声がなくなり、ボールに視線が一点集中してしまいます。もちろん、ボール見るのは当たり前のことで大切です。それでも身体が固まってしまうようではいけません。声を出して余分な力を抜くようにしてほしいです。それから、お互いに声を掛け合うこともしてほしいです。お互いの声掛けにより士気が上がり、その日の自分達の調子も左右されるはずです。これらの理由により、"声"を大切にしたコミュニケーションを積極的に取っていってほしいと思っています。
今日の対戦相手校のアタックは強烈でした。ボールを捉えても弾いてしまう北越の選手が多かったです。自分の位置取りも関係しているとは思いますが、正面でボールを受け取れないのも関係していると思います。正面で確実にボールを上げるには、1つ1つの判断を早くし、いち早くコースに入ることが大切になるかと思います。北越は判断が少し遅れ気味です。だから、上げられるボールも崩れたボールになってしまったり、拾えなかったりします。今日の対戦相手校は判断が早かったです。なので、正面でボールを受け取り確実に上がり、安定したレシーブ・トスのおかげで、確実で強烈なアタックが打てているようでした。それに、今日北越の選手にもボールをきちんと正面で捉えられて、対戦相手校のアタックにも負けず優秀なレシーブパフォーマンスを見せてくれた選手もいました。安定したボール配球はプレー全体の流れに大きく影響します。正面でボールを受け取ることを意識し、安定したボールを繋げてほしいです。
今日で引退の3年生から感想を頂きました。ご紹介します。
3年 藤石幹大
今日は佐渡高校と試合をし、セットカウント2ー0で負けてしまいました。悔いのあるプレーもありましたが、最後まで楽しくプレーできたのと、この舞台に立てたことに感謝しています。自分は6月から3年生1人だったので後輩達の人数が多くて羨ましかったです。後輩達には仲間がいることの大切さを感じて遠慮なく言いあえる良い関係を作って欲しいと思っています。先生もおっしゃっていましたが自分が最後まで残り、後輩達に何か次に繋がる思いを残せたなら自分がやって最後までやってきた意味があると思うので、後輩達はその思いを全ての大会にぶつけて欲しいと思います。本当に今までありがとうございました。
今年は新型コロナウイルスが流行し、選手達の活躍の場の多くが失われました。藤石幹大の他にも3年生方は2人いました。その3年生方は進路の関係で、インターハイ予選を最後の大会としていましたが、そのインターハイ予選も中止となり、藤石幹大1人だけが今回の大会まで残る形となりました。3年生方には悔いの残る1年となったと思います。心残りや、もっとこうしたかったという思いもたくさんあるかと思います。その思いを無下にしないために、1・2年生はこれからもっと頑張っていかなければなりません。3年生方の思いを繋いでいかなければなりません。上山含め、2年生はもう甘えられる相手はいません。自分達で3年生方の思いを汲み取り、大切にし、次に繋げていきたいと思います。異例なことばかりの1年です。これからも続きます。だからこそ全員で一致団結し、次に進んでいきましょう。
保護者の皆様、先生方、いつも応援して下さる皆様、応援ありがとうございました。これからも北越男子バレーボール部の応援をよろしくお願い致します。
選手のみなさん、お疲れ様でした。3年生のみなさん、ありがとうございました。