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2017年1月

2017年1月24日 (火)

HOKUETSU Spirits ~2016 課題~

 

第42回全日本高校選抜大会北信越予選会


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 【各県1位リーグ】
 北越 ③-0 金津(福井)
 北越 0-③ 能登(石川)
 北越 1-② 上田千曲(長野)
 北越 ②-1 滑川(富山)
 【代表決定戦】
 北越 ②-0 長岡商業

 北越高校男子ソフトテニス部の歴史に新たな1ページを刻みました。

 3年ぶりに県選抜を優勝して臨んだ北信越選抜。この大会で悲願の全国選抜出場を達成しました。
 大会前日の監督会議での抽選会で対戦順が決まり、その日の夜のミーティングで対戦順を発表しました。なんとしても初戦を取りたいと思っていた我々にとって、初戦が金津高校というのは、運がよかったのかもしれません。
 金津高校は非常に強いチームです。監督とは仲良くさせてもらっており、何度も練習試合をさせてもらっています。データも十分に揃っており、一晩かけて徹底的に準備をしました。迎えた当日、オーダーが的中します。しかも阿部・秋葉が金津高校のエースを破る金星をあげ、この上ないスタートを切ることができました。
続く相手は石川県の能登高校。優勝候補との対戦は惜しい場面もありましたが、0-3で敗退し、対戦成績1勝1敗。次は長野県の上田千曲高校。能登高校の敗戦を引きずってしまったような戦いぶりで、2番に出た飯島・田辺が本調子とはかけ離れたプレーを連続し敗退。1勝2敗となり、後がなくなります。
 リーグ最終戦は富山県の滑川高校。とても能力の高い選手が揃うチームでした。滑川高校戦まで少し時間があり、選手全員を集めてミーティングを行いました。もう一度、気持ちを奮い立たせました。チーム北越は全員がチャレンジャーになりきり、なんとか勝利。2勝2敗でリーグ順位3位となりました。
 各県1位が揃うAリーグは上位2校が選抜出場を決めます。3位のチーム北越は各県2位が揃うBリーグの1位と決定戦を行うことになりました。このBリーグで1位になったのは、長岡商業高校でした。県予選のリベンジを賭けて勢いになってくるだろうということは十分に予想できました。さらに一度勝ったことがあるということは、自信になることもあれば、油断につながることもあり得ます。
 決定戦が始まる前には、選手たちを集めてミーティングを行いました。どのようなメンタルで臨むのか、どんな場面でも勝ちたいと心から思えるか、チャレンジャーになりきれるか…。
 第1対戦は飯島・田辺 対 吉村・青柳。2ゲームをリードしますが、そこから追いつかれ嫌なムードになりました。しかし、飯島・田辺はここから攻撃的なテニスを展開し、4-2で勝利。あと1つというところまできます。2面同時展開で行われた第2対戦は山本・中野 対 菊池・服部。一進一退の攻防でファイナルゲームに入ります。この1ポイント目で、中野が相手のセンターへのレシーブを止め得点。また、山本のボールがベースラインにどんどん突き刺さり、相手に攻撃させません。順調に得点を重ね、4-3で勝利。この瞬間、全国選抜への出場が決定しました。

 リーグ戦は全敗でもおかしくありませんでした。決定戦もどちらに転んでもおかしくない展開でした。その中で選抜出場を勝ち取れたのは、多くの皆さんに支えがあってこそです。保護者の皆様には、いつも本当にご迷惑をおかけしております。また、私のわがままを聞いてくださり、相手をしていただける多くの学校の先生方。いつも応援ありがとうございます。

 チーム北越の最大の目標は、『全員でインターハイ』です。この選抜予選では、夏までに克服していきたい課題が多く見つかりました。まだまだ弱いチームだということを改めて感じました。インターハイで輝くために、決しておごらず、一歩一歩着実に歩いていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。


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